カテゴリー「アイウェア」の記事

2012年5月15日 (火)

【基】:OLIVER PEOPLES オリバーピープルズ Pop MAR メガネ

41□28 143

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これは、オリバーピープルズのメガネだ。

オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)は、1986年創業のアメリカのアイウェアブランドだ。

コンセプトを”ヴィンテージフレーム”と”高級感”に置いた、出色のアイウェア ハウスブランド。


社名の”オリバーピープルズ”は、デッドストックのヴィンテージフレームに付されたオーダーシートのサインに由来する。

ヴィンテージフレームに魅せられた創業者たちは、ヴィンテージフレームを現代風にアレンジしたアイウェアを世に送り出し、業界を席巻した。

そして”新しい定番”と呼ばれる正統派のアイウェアブランド成長をとげたのだ。

このメガネは、まさにオリバーピープルズの特徴をよく表している。

ヴィンテージ感の強いフレーム形状に、飴色のセルを採用。
テンプルは、ダークブランで仕上げられ、引き締まった印象を与える。

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一方で、ヴィンテージフレームにありがちな、すこしボッテリとした形状ではなく、現代的にスッキリしたスリムさを表現している。

これは、セルの成型技術の向上によるものでもあるだろうが、ヴィンテージとコンテンポラリーがうまく同居した素晴らしいデザインだ。

↓鼻当てが全く無く、日本人にはつらいかもしれない。
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↓私はリーディンググラスとして使っているので、鼻当てが無い方が使いやすい。
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↓優雅なヴィンテージフレームの佇まいをうまく残しているデザインだ。
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↓一見華奢に見えるスリムなフレームだが、造りが良いのでしっかりしていて掛けやすい。
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コンセプトがしっかりしているモノは、作り手の意思がダイレクトに伝わってくる。
その意思に共感したら、そのモノを使ってみるといい。

より作り手の気持ちに近くなることができる。

このアイウェアブランドは、今後もヴィンテージコンセプトで素晴らしいアイウェアを造り続けてくれるだろう。


kk-vuitton


2012年5月 1日 (火)

【基】:ブラックフライズ BLACK FLYS サングラス

ブランド:BLACK FLYS
品番:FLY FORCE BF-1487-65944 (2010年モデル)
フレームカラー:シルバー
レンズカラー:スモークグラデーション
フレーム材質:ニッケル合金
テンプル材質:ニッケル合金
レンズ材質:プラスチック
サイズ フレーム横幅:145mm 鼻幅:17mm テンプル長さ:120mm レンズ径:60mm レンズ高さ:48mm
紫外線透過率:1.0%(99%以上カット)

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これはブラックフライズのサングラスだ。

ブラックフライズは、米国カリフォルニア発のアイウェア・サングラスのブランドだ。
1991年創業。
サーフカルチャーが根底にあり、かなりとがったデザインが特徴だ。


もともと、アメカジ系のファッションにはあまり関心が無い。
またサーファーにも興味が無い。
ということで、注目してこなかったブランドだった。

ところがこのサングラスをショップで見たとき、このブランドに対する見方を変えざるを得なかった。

このブランドの実力は相当なものだということが、このサングラスでわかった。

一見、単純なティアドロップ型のオーソドックスなサングラスに見える。
しかしショップの棚の上で、どこか違ったオーラが出ていたのだ。

↓デザインは、ティアドロップベースだが、中央部分がシャープに立ち上がった形を持ち、
洗練された仕上がりになっている。

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↓グレーグラデーションのレンズとの組み合わせは、泥臭いサーファーというよりはアーバンな印象だ。

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↓特質すべきはテンプルだ。
全て金属でできていて、非常にシャープで洗練されたデザインと質感を持っている。

もちろん賭け心地も抜群に良い。

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↓テンプルの付け根もたっぷりとした金属で重厚感ある造りだ。

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↓耳に掛かる部分の内側に、滑り止めの小さなラバー素材が埋め込まれている。
こうした細かな工夫も賭け心地に影響する要因だ。

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↓さらにテンプルを折りたたむときの工夫も素晴らしい。
テンプルが不用意にレンズの内側に当たったり、テンプル同士が擦れたりするのを防ぐため、
テンプルとレンズ、また左右のテンプルどおしが、干渉しない工夫がされているのだ。

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これほど高級感ある造りは、他のアイウェアブランドでも、なかなかみかけない。
ブラックフライズというブランドに、こんな実力があったというのは驚きだ。
しかも価格もかなり安めの設定だ。

このサングラスをショップで見つけたときは、お宝を掘り当てた気分だった。

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今年もサングラスの季節がやってきた。
5月は紫外線が急激に増える時期だ。

この連休は、サングラスなしでは出かけられない。

レイバンもいいが、たまにはこうした新進のブランドの意欲作もいい。

ブラックフライズは、今後も注目していきたい。


kk-vuitton

2012年4月 9日 (月)

【基】:theo テオ carre メガネ

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これはテオのメガネだ。

テオ(theo)は、ベルギーのアイウェアブランド。
メガネのハウスブランドの代表格でもある。

創始者は、Wim Somers(ウィム・ソーメルス)とPatrick Hoet(パトリック・フート)の二人。
この二人はもともと眼鏡商だった。

ウィム・ソーメルスがジェネラルディレクター。
パトリック・フートがデザインディレクターだ。

”theo”というブランド名は、パトリック・フートの「Hoet」を入れ替えたアナグラムらしい。

ブランドの思想は、ありきたりのメガネのデザインを変革し、個性的かつ洗練されてものにすることだ。

このコンセプトは忠実に製品に生かされている。

”carre”と名づけられたこのモデルも、確かに個性的だ。
一見ただの黒いメガネに見えるが、良く見ると物凄く変わった形をしている。

↓正面から良く見ると、フレームのあらゆる部分の太さが違う。
実はかなり細かなデザイン設計がなされている。
レンズの形も普通ではない。
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↓サイドビューも個性的だ。
細めのテンプルだが、モダンが物凄く大きくなっている。
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↓まるで小悪魔の尻尾のようだ。
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↓実はこのメガネ改造してある。
かわいい丸型のノーズパッドが取り付けてあるのだ。
オリジナルはパッドなしで、鼻の低い日本人にはちょっとつらい。
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↓黒い小悪魔のようなメガネだ。
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実はテオの主力商品は、金属フレームが多い。

だが私は、テオのセルフレーム製品が好きだ。
そもそも数が少なく、なかなかお目にかかることがないため、気に入ったセルフレームに出会う確立は低い。


ハウスブランドのメガネは、価格も高いため、購入を躊躇しがちだ。
しかし出会ったときに買っておかないと、市場に出回る数が少ないため、後で欲しくなっても手に入らない可能性がある。

この”carre”も十年以上前のモノだ。
貴重なテオの古いセルフレームは、手放しがたい。

以前は、ダテメガネとして、今はシニアグラスとして大切に使っている。


kk-vuitton

2012年4月 2日 (月)

【基】:Ray-Ban レイバン FOLDING WAYFARER フォールディング ウェイファーラー RB4105 601

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これは、レイバンの折りたたみ式サングラスだ。
これが物凄く便利。

サングラスは意外にかさばるモノだ。
そのくせ、繊細なモノなので裸でバッグの中に入れるわけにいかない。

そのため、ごついケースに入れて持ち運ぶことになる。


サングラスは、室内では外す。
暗くて見えないからだ。

外したサングラスが邪魔でしょうがない。
だからといって、胸元に引っ掛けておくと、ちょっと下を向いたときに、必ず落として傷だらけになる。

サングラスとは、扱いが厄介なモノなのだ。


ところがこのサングラスは、簡単に折りたためる。

↓折りたたむと、こんなに小さくなる。
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↓開くと立派なウェイファーラーになる。
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↓全体にラウンドしていて、柔らかい印象。
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↓良く見ると、中央部分の折れ曲がるところがわかる。
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このフォールディング ウェイファーラー、掛けやすいと評判らしい。

実際、私が使ってみても、確かに掛けやすい。
私のこのサングラスは現行品だが、レイバンにはフォールディングタイプはボシュロム時代からあるようだ。

サングラスを折りたたんでしまうという発想は、レイバンが考え付いたのだろうか?

このサングラス以外にも、折りたたみ式のものを持っているが、やはり使い勝手はいい。


朝掛けて出かけ、夜になったら、サングラスを折りたたんでしまってしまうという使い方もできる。

バッグの中に入れておけば、夕日を避けたいときだけ取り出して掛けることもできる。

この折りたたみ式のサングラスは、なかなかの便利グッズ,アイディアグッズだ。


kk-vuitton

2012年3月19日 (月)

【基】:Ray-Ban レイバン CARIBBEAN カリビアン RB4148 803/51

◆モデルネーム  :CARIBBEAN
◆フロントサイズ :横幅140mm
◆レンズサイズ  :横幅 50mm
            縦幅32mm
◆レンズ素材   :UVカット 高純度光学ガラス
◆レンズカラー  :グラデーションブラウン
            可視光線透過率33%
           6カーブ(低カーブ)
◆フロント素材   :プラスチック
◆フロントカラー  :ライトハバナ
◆テンプル素材   :プラスチック
◆テンプルカラー  :ライトハバナ
◆テンプル     :145mm
◆ブリッジ間鼻幅  :11mm
◆メイド・イン     :イタリア

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たまには、定番意外のレイバンもいいと思って購入したものだ。
これはアメリカ製のビンテージではなく、現行イタリア製だ。


サングラスは、あまり変わった形を買うと、流行が過ぎたあと使えなくなる。
そのため、定番の形かその派生系が無難だ。

このカリビアンは、形としてはウェリントン型の派生系なので、ウェイファーラーに近い。
フロント上部の角が上に張り出したところがこのモデルの自己主張だ。

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しかし決定的なのは、この色柄だ。
ライトハバナのデミ柄だ。

この明るいブラウン系の鼈甲柄は、他にはなかなか無い。
本当に美しいサングラスだ。

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↓このカリビアン、数年前サングラスを物色中に、雑誌で目に留まった。
記事の中でも圧倒的な存在感があった。
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↓実際に使ってみると、端正な顔に明るいフレームが使いやすく、タウンユースにも向いていた。

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しかし名前は”カリビアン”だ。
やはり似合うのは南国のリゾートだろう。

↓こんなカリブ海のリゾートにぴったりだ。
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南国の強い日差しの中で、この明るい色のフレームがより美しさを増す。

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このカリビアン、一度ハワイにしていった。
やはり東京のタウンユースよりも、ずっと雰囲気が出る。

このサングラスを見ているだけで、リゾートに行きたくなってくる。


kk-vuitton

2012年3月10日 (土)

【基】:TOM FORD トム フォード Cary TF58 B5 サングラス

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これは、トムフォードのサングラスだ。

この”Cary”は、もう何年も前に発売された型だが、今でもメーカーカタログに掲載され、入手可能なモデルだ。
ところが現在、このサングラスかなり入手が難しい。

古いモデルで生産数が少ない割りに、人気が高いためすぐに売れてしまうらしい。

↓形は大き目のウェリントン型だ。

ウェリントン型ではあるが、他のどこのメーカーにも無い個性ある形だ。
極太のセルフレームが存在感を強調するデザイン。

トムフォードというブランドの底力を感じるアイウェアでもある。

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↓トムフォードのアイウェアには、テンプルからフロントにかけて、T型の飾り金具がはめ込まれている。

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↓レンズには”TOM FORD”のブランドロゴが入っている。

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このサングラス、あまりに市場に出回る数が少ないので、あるサングラスショップでは、同型のメガネに独自にレンズを入れて販売していた。

もちろんそうしたサングラスには、レンズにブランドロゴは入っていない。

ちなみに、同型のメガネもとても人気がある。
型番は、サングラスがTF58で、メガネがTF5040だ。

もう一つの特徴は、フレームの立体的デザインだ。

↓写真ではわかりにくいが、フロントからテンプルにかけてのラインは、立体的な丸味がある。
デザインとモノづくりがしっかりしていないと、こうした三次元の複雑な立体は作り出せないのだ。

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このTF85とTF5040は、人気があるためかニセモノが数多く出回っている。
ネットショップやオークションサイトでも頻繁に見かけるので注意が必要だ。

真贋の見分け方は、フロントとテンプルの立体的な丸味だ。
本物が柔らかい曲線の組み合わせで作られているのに比べ、ニセモノは全体に平面的で味気ない。

写真だけでも、この点を比べてみれば一目瞭然だ。

↓レンズはブラウン単一色。
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↓トムフォードのデザイン力で、存在感抜群のサングラスに仕上がっている。
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モード系ブランドのトムフォードが手がけるアイウェアは、今では世界的に認められた感がある。
海外セレブも多数愛用している。

逆の見方をすると、トムフォード抜きでアイウェアのトレンドが語れなくなってきている。

決して奇をてらったデザインではなく、アイウェアの基本を押さえ、しかし独自の世界を展開する。
アイウェアの世界でも、トムフォードのデザイン力が遺憾なく発揮されている。

トムフォードには、アイウェアの老舗ブランドも一目置かざるを得ないだろう。


そんな中でも、この”Cary TF58”は、出色の出来だ。


kk-vuitton

2012年2月28日 (火)

【基】:Ray-Ban レイバン ニュー・ウェイファーラー RB2132 717/51 ブラウン

RB2132 901 52
レンズ:B-15 グラデーション
レンズサイズ:
 横:52mm(6カーブ)
 縦:36mm
フロントサイズ:横幅137mm

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イタリア製、現行ニューウェイファーラーの変わった色だ。
明るい無地のブラウンだ。

おそらく、日本では未発売だと思われる。

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クラッシクなウェイファーラーに比べて、柔らかいフォルムのニューウェイファーラーだが、ニューウェイファーラー ブラックに比べて、ブラウンはまた全然違う雰囲気を持っている。

全く違うサングラスに見えなくもない。
色が違うだけで、これほど印象が変わるものかと思ってしまう。

↓実は、このニューウェイファーラー、テンプルに金属の芯が入っていない。

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その分、全体に軽く掛けやすい。
しかし、芯が入っていないため、調整が難しいのだ。

サングラスやメガネの調整は、調整する部分を暖めて柔らかくし、変形させ、冷えて硬くなったところで形状を固定する。
金属の芯は、形状を固定するのを助ける役割をする。

調整にこだわるお店では、芯が入っていないと理想的な調整ができないという理由で、このニューウェイファーラーを取り扱わないこともある。

↓内側から見たところ。
ブラウンレンズのグラデーションが美しい。

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このブラウンのニューウェイファーラーは、とにかく使いやすい。

ブラウンの柔らかい印象が、服装やシーンを選ばない。

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私はタウンユースに使っている。
とにかく気軽に掛けられる。

ちょっと街に買い物に行くときは、これがいい。


kk-vuitton

2012年2月20日 (月)

【基】:Ray-Ban レイバン クラブマスターオーバル W1265

クラブマスターオーバル(CLUBMASTER OVAL)
ボシュロム社製(MADE IN USA)
リアルトータス/#3
サイズ54㎜

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これも古いレイバンだ。
モデルも変わっている。

クラブマスターの基本デザインに、オーバルレンズが珍しい。
さらに、本鼈甲に近いリアルトータスフレーム。
そして、なんと貴重な#3のミドルグリーンレンズがセットされている。

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リアルトータスは、ボシュロム レイバン ウェイファーラー リミテッド リアルトータス サングラスと同様に、質感が素晴らしい。

↓ただ、経年変化でかなりデコボコしてきている。
まあこれも味だろう。

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#3のレンズは、どのフレームでも合うようだ。
↓”BL”の砂打ちもきっちり入っている。
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↓右目のレンズには、Ray-Banのロゴが金色でプリントされている。
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実はこのサングラス、10年以上車の中に置きっぱなしだった。
そのためフレームが変形したり、擦り傷だらけだった。

高温になる車の中で、長年熟成(?)されたことになる。
よく絶えたものだ。

メガネ店で変形を直してもらい、フレームは自分で磨いてきれいにした。

美しく蘇ったクラブマスターオーバルは、いい感じの渋さが出ていて、ビンテージと呼べるだろう。

今ではなかなか手に入らない、貴重なサングラスだが、あくまで実用品。
現役でガンガン使っている。

ただし、車の中に放置するのはやめた。


kk-vuitton

2012年2月13日 (月)

【基】:Ray-Ban レイバン ニュー・ウェイファーラー RB2132 901 52

RB2132 901 52
レンズ:G-15XLT
レンズサイズ:
 横:52mm(6カーブ)
 縦:36mm
フロントサイズ:横幅137mm

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これは、現行イタリア製レイバンのニュー・ウェイファーラーだ。


ボシュロム時代からの、ウェイファーラーの歴史を見てみると、大きく3期に分けられる。

 第1期:ボシュロム・レイバンのオリジナルWAYFARER時代
 第2期:ボシュロム・レイバンのWAYFARER II の時代
 第3期:イタリア製レイバンのWAYFARER時代

このニューウェイファーラーは、第3期に当たる。
現在この他に、イタリア製では、オリジナル時代の復刻版が出ている。

ちなみに、第2期のWAYFARER II は、レンズが大きくて、とても掛けられない。
それでなくても、キツイ印象のサングラスが、さらにパワーアップしてしまう。
私は、WAYFARER II は一つも所有していない。

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このニューウェイファーラーは、オリジナル時代に比べ、全体に柔らかいフォルムになっている。
イタリア的な修正を加えたようだ。

アメリカ製の尖った印象がうまく削られている。
オリジナルが好きな人にはものたりないかもしれない。

しかし、私はこのニューウェイファーラーが意外と気に入っている。

これなら、黒のフレームに、G-15系の濃いレンズでも違和感が無い。
フレームの形が柔らかくなった分だけ、バランスがよくなった。

レンズ面積も、オリジナルに比べてかなり小さくなっている。
サングラスとしての押し出しが弱くなっている分、上品になった感じだ。


↓角が取れて柔らかい印象。
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↓現行レイバンにも、右目レンズの左上に白でロゴが入っている。
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↓左目レンズの右側には、砂打ちで”RB”が刻印されている。
ボシュロム製は、”BL”だった。
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このニューウェイファーラーは、レイバン好きにはあまり評判が良くないのかもしれない。
無骨なアメリカ製にくらべ、どこかヨーロッパ的なところが、レイバンちうブランドの印象と合わないのかもしれない。

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ルックスオティカという企業は、マーケティングをとても重視するようだ。

こうした顧客の”無骨な米国デザイン志向”を鋭く感じ取り、オリジナルの復刻版を矢継ぎ早に市場投入してきている。

それでも私は、ニューウェイファーラーを評価する。
休日、気軽にこのサングラスを掛けて、ふらりと買い物に行く。
肩肘張らずに、さりげなくサングラスを使いこなすには、ちょうどいいデザインなのだ。


これなら女性にも合うのではないだろうか。

赤のウェイファーラーを掛けこなしている女性がいたら、それだけでも興味がわくかもしれない。

まあ日本人では無理だろう。

Ashlee_simpson
(これはニューウェイファーラーではないが・・・)

kk-vuitton

2012年2月10日 (金)

【記】:メガネの歴史①

人間の体は、色々な部分に設計上の欠陥があるように思う。

そもそもすぐに疲れて使いにくい。
手入れが悪いと言われれば、その通りかもしれないが...。
手入れの手間もかかりすぎる。
人間が作り出した機械の方が良く考えられていたりする。

メガネの需要は、人間の眼が老化に伴って近くが見えなくなる老眼に起因する。
これもある意味で欠陥だろう。
近視という不具合もあるが、全員ではない。
老眼は全ての人に共通する眼の老化現象で、長生きするかぎり不可避だ。


現存する最古のレンズは、古代ニネヴェの遺跡から発見された。
ニネヴェとは、古代メソポタミア北部にあったアッシリアの都市だ(前700頃)。

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研磨された水晶製の平凸レンズだった。
火をおこすための神聖な道具として用いられていたようだ。
紀元前の古代にこうした道具が使われていたのは驚きだ。

ローマ時代には、セネカがローマ図書館で水球儀を透かして文字を拡大することによって書物を読んでいた。
また、皇帝ネロはエメラルドのサングラスをして闘技観戦をしていた。

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【中世】:

”メガネ”の発明に関しては諸説ある。
欧州だという意見もあれば、中国だとする説もある。

しかし現在、1280年~1300年の間のイタリアだというのが定説になっているようだ。
歴史は言ったもの勝ちだ。


最初のメガネのレンズは老眼用の凸レンズだった。
緑柱石か石英片を研磨したものだ。

一方、フレームは真鍮製か鉄製だった。

形は、虫眼鏡のようにレンズに棒がついたものか、これを二つ繋いだようなものだ。
今のメガネとはかなりかけ離れているものだった。

初期のメガネは、書物にいつも接していた修道僧に使われた。
書物を読まない貴族階級は、メガネを権力の象徴として利用した。

いずれにしても、大部分の一般の人びとには不必要なものだった。

◆メガネの原型
中世に発明されたメガネは、レンズが全て真円だった。
つまり、真円のレンズをフレームで繋いだ形がメガネの原型だ。

↓中世のメガネ『メガネの文化史』より
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現代でも愛用する人が多い、いわゆる”ロイド型”がメガネに近い。

ロイド型は、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドがかけたのでこの名前がついた。
主にセル素材が用いられ、レンズも大きめで直径5cmほどある。

金属フレームの真円レンズも含めると、”ラウンド型”という名前で整理できるのかもしれない。

私もいくつか愛用している。
レトロ感が表現できるデザインだが、レンズが大きいと間が抜けて見えなくもない。
そこで私は、レンズ径が3~4cmの小さめなものを選択した。


結局、この形が一番作りやすかったのだろうと思う。
また合理的な形でもある。
一方で、デザイン性の発展は、この原型を超えて無限に広がることとなる。


kk-vuitton