カテゴリー「バッグ(ハードケース)」の記事

2012年4月29日 (日)

【記】:ヴィトンのハードケース集合

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今現在、私が保有しているヴィトンのハードケースを集めてみた。
全部で5つだ。

左:→M53012 プレジデント・クラソール President classeur
中上:→M21424 コトヴィル Cotteville 40
中中:→M21423 コトヴィル Cotteville 45
中下:→M21325 ビステン Bisten 65
右:→総ヌメ革アタッシュ

大きく分けると、真ん中のハードトランク3つと、両端のアタッシュケース2つだ。
とりあえず、この5つのハードケースがあれば、ビジネスからプライベートまでカバーできる。

ヴィトンのハードケースを使っていると、他の鞄類はどうしても頼りなく感じてしまう。
ヴィトンのハードは、それほど安心して使えるバッグだ。

真偽のほどは定かではないが、タイタニックが沈んだときも、ヴィトンのハードケースは浮いていて、それにつかまって助かった人がいるらしい。

まあ生死を共にするとまでは言わないが、頼れるバッグであることは間違いない。


今年、2012年4月は、タイタニックが沈んでちょうど100年だ。
タイタニックの沈没は、人間の奢りを象徴する事件であった。

決して沈まないと言われた豪華客船は海の藻屑と消えたが、ヴィトンのハードケースは浮いていた。
そして100年経ってもヴィトンというブランドも沈むことなく隆盛を極めている。
奢ることなく、創ったモノは世紀を越えて残り続ける。


現在ヴィトンのハードケースを愛用しているものとしては、100年前も同じバッグを使っていた人がいたというのはなんとも感慨深い。

ヴィトンのハードケースは、そんな持ち主たちの悲喜劇を数多くともにしてきたのだろう。


この5つのハードケースは、私の側にあって喜怒哀楽をともにしてきた。
あらためて、”これからもよろしく”と言いたい気持ちになった。


kk-vuitton

2012年4月25日 (水)

【詳】3:Louis Vuitton M21424 コトヴィル Cotteville 40 ハードトランク

→基本記事


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このコトヴィル40は、機内持ち込みにも使ってきた。
旅先では、とにかくいつも側に置きたい鞄だ。


↓ヴィトンのトランクのコーナー金具は頑丈そのものだ。
プレジデントには、この金具が付いていない。
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↓ヴィトンのハードケースの金具は美術品のように美しい。
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↓たくさんの釘は、職人が一本一本手作業で打ちつけたものだ。
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↓底の部分は、このトランクの特徴が良く出ている。
底にヒンジが無い。
モノグラムの外装に切れ目も無い。
ヒンジを壊したり、底をナイフで切ったりして、鍵を開けずに中身を取り出そうとする犯罪者がいる。
しかしこのトランクは、底を切っても開かないのだ。
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↓実は底部分で、フタと本体を結び付けているのは、内部にあるこの金具だ。
だから、底の革だけをナイフで切っても、決してフタと本体を切り離すことはできない構造だ。
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↓以前から不思議だと思っていた部分がある。
それは底の金具と金具の間に、一箇所だけヌメ革が見えているところだ。
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しかし良く考えてみたら簡単なことだ。
この部分は、ヒンジの代わりに折れ曲がる構造なので、ロジン(lozine)と呼ばれる、
保護用の”硬い”縁取りがこの部分まできていると、折れ曲がらなくなってしまうためだ。

凄くよく考えられた構造だ。

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もうすぐ5月連休だ。

またコトヴィルを持って短い旅にでかけよう。
3月、4月は、少し忙しすぎた。


kk-vuitton

2012年3月21日 (水)

【詳】2:Louis Vuitton M21424 コトヴィル Cotteville 40 ハードトランク

→基本記事

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コトヴィル40は、ヴィトンのハードケース現行標準製品の中で最も小さいものだ。
”40”とは、幅が40cmということだ。

この大きさだと、どこに持ち歩いても邪魔にならない。
混雑した電車でも持ち込める。

車の助手席にポンと置くこともできる。

もちろん飛行機の機内持ち込みも可能だ。
国内線の小型機でもOKだ。


↓金具や縁取りなど外装は、プレジデントより豪華だ。
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↓内装はいたってシンプル。
この白の内張りは、防水加工してある。
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↓上蓋の内側には、シリアルナンバーが貼ってある。
この番号でヴィトンに顧客登録されている。
私のコトヴィルは、なにやら面白い番号だ。
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↓下側も内装は何も付いていない。
ハードケースは、このサイズより一つ上のサイズから、この下側部分に荷物押さえ用のストラップが2本取り付けられている。
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↓椅子の幅とあまり変わらないので、人が座ったとき、膝の上に乗せても邪魔にならない。
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以前、何かの記事で、シラク フランス元大統領がコトヴィルを持って歩いているのを見た。
さすがに良く似合っていた。

また、日本では一度だけ、ボロボロのコトヴィル40を持っている人を見た。
デザイン関係の仕事をしている人だった。
これもまた、なかなか粋な風貌だった。

私のこのコトヴィルは、プレジデントに比べると、まだまだ使い込みは浅い。


このハードケースは、ある意味、私が所有する全てのバッグの中で最も気に入っているバッグの一つだ。
もっと使用回数を増やしたいと思う。

ヴィトンのトランクに荷物を詰め込んで、世界中を旅するのは憧れの一つだ。
しかし大きなトランクだけでなく、この小さなトランクもお供に連れて行きたいものだ。


kk-vuitton

2012年2月 9日 (木)

【比】:2つのプレジデント比較

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【比較】**********************
Louis Vuitton 型番不明 総ヌメ革アタッシュ
Louis Vuitton M53012 プレジデント・クラソール
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約50年前の総ヌメ革プレジデントと約15年前のモノグラムプレジデントを比較してみた。

2つ積み上げてみると、圧巻の豪華さだ。
同じ造りだと思っていたが、比較してみると細部がかなり違っていることがわかる。

↓外装の素材の違いを除くと、左右の留め金の位置が違うのが最も目立つ。
総ヌメ革の方が、留め金が外側に付いている。

推測だが、モノグラムの方が、ロジン(lozine)と呼ばれる、外周に保護用の縁取りがあり、これを留めるための金属部品があるため、留め金を内側に移動したのだと思われる。

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↓ロジン(lozine)
熱加工によって硬化処理した堅牢な化学繊維で、色は赤茶色。18世紀にスコットランド人のエンジニアが開発。ハード・ラゲージの接合部分に使用。
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↓メインの留め金,鍵機構,ハンドルまわりの構成は、基本的に同じだ。
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ところが各部品は、新しいモノグラムの方では、全く別に作り直されている。

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↓細部を比較してみると、違いが見えてくる。
LVの刻印が、総ヌメ革プレジデントの方が深く刻み込まれている。
モノグラムの方が、どこか薄っぺらな感じがする。

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↓サイドの留め金も、総ヌメ革プレジデントの方が、全体に丸味があって立体感がある。
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全体として、古いモノの方が、手作り感が強く出ていて、味がある。
部品一つとっても、こんなにも違うのだ。

私は、ヴィトンのハードトランクの金属部品が大好きだ。
デザインセンスが抜群だと思う。

素材の真鍮もいい。
古いモノの良さが顕著に出る。
50年経ってもびくともしない堅牢さもいい。


ヴィトンの製品は、メンテナンスをきちっとしてくれる。
現行品や少し古いものの部品はストックがあるだろう。
しかし、50年も前のアタッシュの部品などあるのだろうか?

こんなんに部品が違うと、壊れたからといって、現行部品を取り付けることはできないだろう。
こんな古いアタッシュを、どうやってメンテナンスするのか興味がわいてきた。
今度ヴィトンの店舗で聞いてみよう。


kk-vuitton

2012年1月16日 (月)

【詳】:Louis Vuitton 型番不明 総ヌメ革アタッシュ

→基本記事


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ヴィトンの総ヌメ革アタッシュは、時が経てばたつほど美しくなる。
飴色に変化した革は、50年近く使われてきた証だ。

↓故・落合正勝氏も『私の愛するモノ、こだわるモノ。』の中で、この総ヌメ革アタッシュを取り上げている。
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↓落合氏のアタッシュも、かなり使い込んだ形跡がある。
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落合氏は、このアタッシュに惹かれた理由として以下のようなことを挙げている。

・アタッシュの素材として最良のヌメ革をし使用していること。
・作りがシンプルなこと。
・見るからに頑丈そうだったこと。
・アタッシュという道具に対してこれ以上考えられないような最適なデザインが施されていたこと。
・金具が素晴らしかったこと。

そして、「私が考える”アタッシュの原型”であった」とまとめている。


↓確かに、ヴィトンのアタッシュの金具は素晴らしい。
 現在の金具とあまり変わらないデザイン。
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↓50年経っても、開閉はスムースだ。
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↓このアタッシュは、基本的にシンプルなただの箱構造だ。
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↓私のアタッシュは、上蓋の内側に、書類仕切りがアタッチされている。
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これはとても豪華な書類仕切りだが、実は取り外しが可能。
これを取り外すと、内部はシンプルなただの箱だ。

ヴィトンのハードケース(アタッシュやトランク)を研究しだすときりがない。

デザインがシンプルでも、作りは頑丈で、かつ良く考えて作り込まれている。

こうした作りは、ヴィトンが単独で考えた構造ではないかもしれない。
歴史が作ってきた鞄だと考えればよい。
多くの顧客の声をフィードバックしてきたのだろう。


ヴィトンのハードケースは、本当に奥が深い。


kk-vuitton

2011年11月30日 (水)

【基】:Louis Vuitton M21325 ビステン Bisten 65 ハードトランク

サイズ (幅×高さ×マチ): 65cm x 44cm x 18cm

-モノグラム・キャンバス
-トランク
-ハンドル(素材:ヌメ革)
-ライニング(素材:ウォッシャブルテキスタイル)
-トリミング(素材:レザーとリベット)
-真鍮金具(色:ゴールド)
-真鍮コーナープレート(色:ゴールド)
-S字型ロック開閉式(キー付き、留め金2つ)
-ネームタグ付き(取り外し可、素材:ヌメ革)
-サイズ展開:50、55、60、65、70、75、80(75、80はスペシャルオーダー品)

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これは私が現在保有するヴィトンのハードケースの中で、最も大きいサイズのものだ。
大体、一週間程度の旅行用と考えればよいだろう。

大型トランクだが、キャスターなどは付いていない。
中身を沢山入れると、かなり重くなるので運ぶのは容易ではない。


元来、ヴィトンのハードケースは自分で持つものではなく、侍従に持たせるものだと言われてきた。
またそうした身分にある者だけが使うバッグだとも喧伝されてきた。

しかしこの見解は、もはや時代にそぐわないと思う。


民主主義が世界的にもてはやされ、貴族の数は激減した。

資本主義の国でも水面下では社会主義が浸透し、おかしな平等論が流行するようになった。
お金持ちでさえ、侍従などというものを使う時代ではなくなった。

ヴィトンなどは、もともと貴族の持ちモノだ。
貴族文化が栄え、華やかな一時代を彩り、その名残が大衆化したモノだ。

大衆化はしたが、完全にしきれていないモノもある。

その一つが、このヴィトンのハードケースだ。


こんなバッグを自分で運ぶのは大変だ。
昔の貴族は、こうしたハードケースを馬車に積んで旅をした。

しかし時代は変わり、貴族の馬車に代わって、大衆用の自動車が一般化された。
馬車が貴族の自家用車でありステータスだったが、いまや庶民が自動車を何台も保有する時代だ。

当然ヴィトンのハードケースも庶民が当たり前のように使える時代になったのだ。

週末、このハードケースに荷物を詰め、車のトランクに載せて気楽な旅を楽しむことは、それほど贅沢なことではない。


ただし、この大型ハードを、電車の移動や空港で一人で持ち歩くのは無理がある。
外付けのキャスターを用意することもできるだろうが、それならリモアの方が便利だ。

ヴィトンの大型ハードケースは、車で旅をするときのお供だ。
宿泊先に付けば、車から部屋までは大抵ポーターが運んでくれるだろう。


このハードを持って海外に出たいなら、どこに行ってもチップは倍以上用意しておかなければならない。
重くて運びにくい上に、相手はこちらをお金持ちとして扱うからだ。

そんな無理をしてまで、このバッグを海外に持ち出す必要はないだろう。

この木で出来たハードケースは、使ってみると実に使いやすいものだ。

現代のスーツケースは、デザインや強度の関係で、大抵角が丸かったり、全体にラウンドしている。
一方、このヴィトンのハードケースは、昔から木枠と板で作られているため、四角が基本だ。

私は、旅をするときの荷物整理が好きだ。
四角いハードケースの中に、お気に入りのモノを整理しながら入れるのが好きなのだ。
底が平らで、全体が四角いハードケースは、とてもモノが入れやすい。

それは普段のビジネスバッグでも同じだ。
だからビジネスでもプレジデントや小型のハードケースを愛用している。

一度使い出すと病みつきになる。

ヴィトンのハードケースの魅力は、いくら語っても語りつくせないものだ。


kk-vuitton

2011年9月18日 (日)

☆【基】:Louis Vuitton M21423 コトヴィル Cotteville 45 ハードトランク

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サイズ (幅×高さ×マチ): 45cm x 34cm x 15cm

-モノグラム・キャンバス
-トランク
-ハンドル(素材:ヌメ革)
-ライニング(素材:ウォッシャブルテキスタイル)
-トリミング(素材:レザーとリベット)
-真鍮金具(色:ゴールド)
-真鍮コーナープレート(色:ゴールド)
-S字型ロック開閉式(キー付き、留め金2つ)
-ネームタグ付き(取り外し可、素材:ヌメ革)
-サイズ展開:40、45、50(50はスペシャルオーダー品)


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これは、私が最初に買ったヴィトンのハードとランクだ。

トランクとしては小型だが、最もバランスの良い大きさだ。
2~3泊くらいなら、この大きさで十分だ(女性はつらいかも)。

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いつの頃からだったか正確には憶えていないが、このヴィトンのハードトランクが欲しくて欲しくて仕方なかった。
まだ若い頃だった。
20代だったと思う。
そのころは一生使える”モノ”は、まだほとんど持っていなかった。

なぜそれほどまでに欲しいと思ったのか?
一言で言えば、”香り?”、”雰囲気?”、なかなか適当な言葉が見当たらない。
つまり、欧州の長い歴史を凝縮したバッグが醸し出す何かに感応したからだと思う。

ヴィトンのハードトランクには、欧州の貴族文化,クラフトマンシップの継承,旅の形態の変遷,庶民の台頭、さまざまな歴史が凝縮されている。

それを感じ取るのに理屈は必要無いのかも知れない。
見ればわかる。
決して他には存在しないバッグだ。

このバッグを真似して作ろうと思う人はいないだろう。
なぜなら同じように作れないからだ。

ヴィトンの定番の旅行用バッグといえば、今も昔も”キーポル”だろう。
荷物がたくさん入るし、使わないときは畳んでしまうこともできる。
とても便利なバッグだし、コストパフォーマンスも良い。

だが私はキーポルを一つも持っていない。
ヴィトン好きとしてはとても珍しいことなのかもしれない。

このハードトランクを無理して購入したときも、まわりはみなキーポルを持っていた。
ハードトランクは、今も当時もキーポルの3倍の値段だ。

私は今でもそれだけの価値があると感じている。
ヴィトンのハードトランクは、それを所有し使ったことがある者のみが真価を実感できる。

しかしそれを使いこなすのは至難の業だ。
たっぷりと重い歴史が染み込んでいるのだから。


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2011年7月25日 (月)

【記】:プレジデントの中身

プレジデントには、色々なモノを入れて持ち歩いている。

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今日の中身を見てみるとこんな感じ。
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飽きっぽい性格なので、持ちモノは頻繁に入れ替えを行う。
財布,手帳,キーケース・・・、どれもみな複数の種類を入れ替えて使っている。
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このままフタを閉めて持ち歩くと、中でモノが暴れてぶつかり、傷だらけになる。
そのため、実際は複数のクッションケースにそれぞれ分けて入れた上で、バッグの中に入れる。
こうすることで、財布の角が擦り切れたり、革の手帳に携帯電話がぶつかって傷がついたりすることが無い。
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これ以外に、仕事の書類や読書用の書籍が複数入る。
重さはかなりのものだ。
この重さは体が大きめな私でも結構こたえる。

中にお宝をたっぷり詰めたプレジデントは、バーベルと同じだ。
体を鍛えるつもりで持つしかない。


ハードケースは、荷物が一定以上を越えると、絶対にフタが閉まらないという限界がある。
ソフトなバッグなら、多少は押し込むことが可能だが、ハードケースはそうはいかない。

一方で、ハードケースは中に入れたものを守るという点では、ソフトバッグに比べ安心感が全然違う。


とにかく普通じゃないバッグだけに、普通じゃない苦痛や楽しみがついてくる。
中身との相性を考えるのも楽しみの一つだ。


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2011年7月17日 (日)

【記】:Louis Vuitton ヌメ革 日光浴 - 夏

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夏の日差しは強い。

日中を避けて、夕方にヌメ革日光浴をさせた。


この二つのアタッシュケースは、ヌメ革部分が良い飴色に変わって風格も出ている。
新品の時にはありえない色だ。

鞄は育てるモノだと言われるが、まさにそのとおりだ。
ヴィトンは、モノグラムの鞄にも育てる余地を与えている。
それが、ヌメ革と真鍮の金具だ。

真鍮は放っておけば、表面が程よく酸化して良い味が出る。
だが、鉄と違って中まで錆びることがないので、機能性を損なうことが無い。

一方で、ヌメ革の手入れは大変だ。
もともと動物の皮だけに、死んでなお生かし続けるための手入れは必須だ。


この二つのアタッシュも、ここまで年数がたつと、もう日光浴はいらないのかもしれない。
もともと、新品のヌメ革を日光浴させるのは、革内部の油分を表面に浮き上がらせて保護膜を形成するためだ。
色は十分ついたし、油分はラナパーで定期的に補っている。

軽く日光浴させる理由は、除菌と匂い防止のためだ。
その意味で、鞄の内部にも少しだけ日を当てている。

手間をかけて育てた鞄は、来週もまた活躍してくれる。


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2011年6月12日 (日)

【詳】:Louis Vuitton M53012 プレジデント・クラソール President classeur アタッシュケース

→ 基本記事


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フランス語のクラソール(classeur)とは、ファイル,バインダーといった意味。
ペルシャ語からの借用語らしい。

このプレジデント・クラソールは、内装の上蓋側に革製の仕切りが付いていることから命名されたようだ。
以前のハードアタッシュには、内部に何も装着されていないタイプもあった。
やはり、ビジネスで使うには、この仕切りがあると便利だ。
ちょっとした書類などは、このポケットに放り込んでおくと、他のモノを取り出すときに邪魔にならない。
小さなポケットには、名刺の予備も入れておくとよい。

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プレジデントの標準内装は、ブラウンの型押しグレインレザーで覆われている。
クラソール部分も内張りと同色、同素材だ。

これだけの量の皮を使用すると、高級感はかなり高くなる。
一方で重量も増す。

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クラソール部分のマチは、約3cmくらいだろうか。
あまり分厚い書類を入れるのには適さない。
それでも、実際に使ってみて不便は感じない。

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アタッシュとは、大使・公使の随行員のこと。
随行員が書類を入れて運んでいたバッグがアタッシュケースとなった。

もともと書類を入れることが目的で生まれたバッグが、ハードアタッシュとなり、堅牢さが強化された。
厚みもあり、書類だけでなく、文具や身の回りの小物も入れられる便利な箱なのだ。

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アタッシュケースは、ビジネスにはとても便利な鞄だが、一つだけ大きな欠点がある。
立ったまま物を取り出すのがかなり困難なことだ。

膝の上に置いて、蓋を開けて、物を取り出すことは簡単だが、立っているときはそうはいかない。
これはプレジデントだけでなく、ゼロハリやリモワなども同じだ。


それでも私は、アタッシュケースの安心感に魅かれて使い続けている。
中身は絶対的に守られているという感覚が強いのだ。

重要な交渉を控えた場面では、必ず随行させるバッグがこのプレジデントだ。


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