カテゴリー「メンテナンス(手入れ)」の記事

2012年3月16日 (金)

【詳】:HERMES シェーヌダンクルブレスレット TGM

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エルメスのブレスレットは、こんな細長い箱に入っている。
これはシェーヌダンクルブレスレットの一番大きいサイズであるTGMだ。

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いつもは、GMサイズを常用している。
↓久しぶりに取り出したら、少し曇りが出ていた。

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↓このブレスは利用頻度が少ないので、表面は傷が無くつるつるだが、曇りが出てみすぼらしくなっている。
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↓全体が同じように曇っている。
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↓シルバーの曇りは簡単に取れる。
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TOWN TALK シルバーポリッシュ クロスを使って、ざっと磨いた。
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すぐに綺麗になるので、気持ちがいい。

シルバーという素材は、金やプラチナと違い原子的に安定していない。
化学変化を起こしやすく、すぐに変色しまう。

実は、シルバーは通常使用では酸化しない。
高温で加熱するなどしない限り、酸化はしないのだ。

ではなぜ変色や曇りがでるのか?

シルバーの変色のほとんどは”硫化”だ。
シルバーと硫黄が化学反応を起こしているのだ。

温泉などにつけると一発で真っ黒になる。
温泉に溶けている硫黄と反応して皮膜ができるからだ。

硫黄は空気中にも存在するため、シルバーが空気に触れていると徐々に曇ってくるのだ。

この硫化を防ぐには、ロジウムメッキなどのコーティングを施す方法がある。
しかし、コーティングによりシルバー特有の柔らかい輝きが失われてしまう。

やはり、シルバーは定期的に手入れをしてあげる必要がある。

中世ヨーロッパでは、貴族がシルバーの食器を重用した。
その理由は大きく3つ。

①シルバーは殺菌作用があるため、食物の腐敗防止。
②シルバーは化学反応が早いため、食物に毒物が混入しているのを発見しやすい。
③頻繁に変色するシルバー食器を常に手入れする使用人が必要だが、その存在が財力の誇示を意味する。

もう一つ付け加えるなら、やはりシルバーの輝きに魅せられたのだと思う。

極めて反射率が高い一方で、その反射光は白く柔らかく、包み込むような美しさを放つ。
シルバーという貴金属の魅力は、人を捕らえて離さないのだ。


「シルバーは変色するからいやだ」という人がいる。
シルバーの真の魅力を知らない人だ。

しっかり手入れしながら、大切に使う。
そんなモノには、シルバーという素材がぴったりだ。

シェーヌダンクルは、錨の鎖がモチーフで、「絆(きずな)」を象徴している。
こんなブレスレットには、シルバーが良く似合う。

家族や友人との絆に思いを馳せつつ、シェーヌダンクルを丁寧に磨いてあげるとしよう。


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2012年2月 8日 (水)

【基】:3M コンパウンド 極細目&超極細目

①3M Finesse-it フィニッシングコンパウンド 13084 極細目 ノンシリコン
特徴:優れた切削性と良好な仕上げ性を兼ね備えたコンパウンド。ふきとり性もよくバフへのからみが少ないので作業性にも優れる。
用途:自動車、高級家具、楽器などの塗装面のキズ取りから艶出し

②3M インペリアル ハンドグレーズ 05590 超極細目 ノンシリコン
特徴:おもに手作業用途に開発された最終艶だし剤で、あらゆる塗料に使用でき、非常に良い艶が得られる。ネルウェスで使用するとさらに艶がでる。
用途:濃色系の塗装面の磨き

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これは3Mの研磨剤だ。
プラスチックなどの小傷を綺麗に落とすことができる。


モノは使っていると傷がつく。
大きな傷はどうにもできないが、小さな傷は綺麗に修復できる。

小傷は、素材によってメンテナンスの仕方が異なる。


この2本の研磨剤は、プラスチックなどの表面が艶仕上げの素材用だ。

プラスチック系の艶仕上げ素材は、身の回りに思ったよりたくさんある。
そして、新品の時は綺麗なのだが、素材が柔らかいだけに使っているとすぐに傷がつく。
傷がつくと、艶が無くなり、みすぼらしくなる。

そこでたまに、こうした研磨剤で磨いてあげるといい。


研磨剤は、研磨粒子の大きさにより使い方が違う。

素材の堅さ、柔らかさ、傷の大きさや深さによっても研磨剤を選ぶ必要がある。


この3Mの2本の研磨剤は、いずれも仕上げ用だ。

↓①極細目の方が、少しだけ粒子が荒く、小傷落としには最適だ。
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↓②超極細目は本当に粒子細かく鏡面のような仕上げ用だ。
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この2本をうまく使うと、プラスチック製品を新品同様にすることができる。

例えば、アイウェアなどには最適だ。
アイウェアに使用されているプラスチック系素材は、古いモノはセルロイド製、アセテート製だ。
いずれも、素材が柔らかいため、普段の使用ですぐに傷がつく。

たとえば、外したときに机の上に置いただけで擦り傷がつく。
一年も使っていると、全体に艶がなくなってしまう。

そんなときには、この研磨剤を綿棒につけて、軽く擦るだけで傷が取れ艶が復活する。
柔らかい素材は、傷もつきやすいが、傷を落すときも簡単に落ちる。

気持ち良いほど綺麗になる。

ただし間違ってもレンズを擦ってはいけない。
最近のメガネはほとんどがプラスチックレンズで、その表面にはコーティングが施されている。
そのため、研磨剤で磨くと、あっという間にコーティング膜が剥がれてしまうからだ。


またこの研磨剤は、ペンにも最適だ。
万年筆やボールペンの軸も、アイウェアと同じようなプラスチック素材が多い。
表面も鏡面仕上げが主流だ。

ペンの軸もぴかぴかになる。

この3Mの研磨剤には、一つ大きな特徴がある。
それは、”シリコンを含まない”ということだ。

↓この研磨剤を使う前は、プラスチッククリーナーを使っていた。
もともとは、車のテールランプなどを磨くものだ。

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ただ、こうしたプラスチック用研磨剤には、艶出しを目的にシリコンが含まれている。
シリコンは、ちょっと拭いただけで、小傷に入り込むので艶が出る。
しかし、傷は取れていないので、しばらくしてシリコンが取れると、またすぐに艶がなくなる。

また、本当に鏡面仕上げにしようと思っても、最後の最後でシリコンが邪魔して(滑って)綺麗にならない。

さらに、シリコンは素材によっては浸透して悪さをする。
特に天然素材には良くない。

そこでこの3Mのノンシリコン製品を使うようになった。


これは、ギターなどの楽器にも使用できる。
ギターも大抵は表面がクリアラッカーで艶仕上げとなっている。
浅い小さな傷は、この研磨剤で優しく拭いてあげると綺麗になる。

後は楽器用のクリーナーで研磨剤をふき取って仕上げる。
頻繁に小傷を落す必要は無いが、弦を代えるときなどに、楽器の状態を確認しつつ小傷を発見したら落している。


3M社は、さまざまな素材の専門メーカーだ。
この研磨剤も使ってみて、さすがは3Mと唸らせる製品だ。
プロが使うことも多いのだろう。

こだわって集めたモノには、プロが使うメンテナンス用品を使って、こだわったメンテナンスが必要だ。


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2011年11月23日 (水)

【基】:GLANOL (グラノール) 金属研磨剤

ペースト状金属研磨クリーナー

サイズ:チューブ 47×195mm
内容量:100g
素材:【主成分】脂肪酸、ケロシン、アンモニア、三酸化鉄塩、アルミナ、エチルアルコール
原産:ドイツ製
用途:
 ・銀製品のほか、金・銅・錫・真ちゅう・クローム・ステンレスなどの金属を磨くのにも適す。
 ・電解皮膜が施されたアルミニウムには適さない。

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金属磨き剤は沢山ある。
色々試したが、グラノールが最も使える。

目的は、金属に付いた小傷や錆び落としだ。

例えば...。

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Louis Vuitton N51994 ジェロニモス ボディバッグの金具部分の錆を落としてみた。

↓久しぶりに取り出したら、金具部分に点々と錆が出ていた。
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↓さっそくグラノールをめん棒に付け、軽くこする。
 グラノールは研磨力が強いので、強くこすってはいけない。
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↓たった一分の作業でロゴのまわりはすっかり綺麗になった。
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グラノールは、ほとんどの金属に使える。

特に良いのは時計についた小傷を落とすときだ。
鏡面磨きされた部分の傷は、グラノールで綺麗にぴかぴかになる。

時計などは、傷だらけになってから綺麗に磨くのではなく、定期的に磨いてあげるといい。
いつも新品のような輝きを保ってくれる。


注意が必要なのはメッキ製品だ。
メッキ製品をグラノールで磨くと、たちまちメッキが剥がれてしまう。

やはり長く使うモノは、無垢素材を選択すべきだ。
そうすれば少々の傷や錆びは、自分でメンテナンスできる。
自分の持ちモノを自分でメンテナンスすれば、愛着はより深くなる。

メンテナンスは、そのモノの素材や使い方などによってそれぞれ異なる。

モノに合ったメンテナンスを模索するのも、また楽しいことだ。


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2011年8月21日 (日)

【記】:Louis Vuitton M60533 ポルト 2カルト・ヴェルティカル パスケース メンテナンス

Louis Vuitton M60533 ポルト 2カルト・ヴェルティカル パスケースのメンテナンスをした。

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このパスケース、かわいそうなくらい使われてきた。
おかげで、グレインレザーの端がすり減って白くなってしまった。
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こんなみすぼらし状態だ。
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角もすり減っている。
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このまま使い続けると、すり減った部分から革の劣化が進む。
水分と油分が失われ、モノグラムキャンパス側にも亀裂が入ってしまう。
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ヴィトンの製品は、内側のグレインレザー(型押しの明るい茶色)と、外側のモノグラムキャンパスを貼り合わせてある。
そして端の部分を特殊な塗料を付けて仕上げてある。
端をぐるっと取り囲む、濃い焦げ茶色をしているところだ。
ヴィトンでは、この部分を”ヴァニッシュ”と呼んでいる。

このヴァニッシュは、ヴィトンで付け直しのメンテナンスをしてくれる。
このパスケース、折れ曲がる部分のヴァニッシュが多少痛んで二つに分離してしまっているが、摩耗が少ないのでまだ大丈夫だろう。

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今回は、グレインレザーの白くすり切れた部分のメンテナンスをした。
使ったのは、”M.モゥブレィ シュークリーム”だ。

シュークリームと言っても、高級革靴を手入れする、高級クリームだ。
私はこれで全ての靴を磨いている。
特に10万円を超える靴は、このクリームで磨くと自然でしっとりした艶が出る。
油性ワックスの出番がないほどだ。
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サイズ(約):幅6.2×奥6.2×高3.5cm
容量(約):50ml
素材:パラフィンロウ、モンタンロウ、ミクロクリスタリンワックス
    セチルアルコール、ソフトウォーター
原産国:イタリア
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間違ってはいけないが、このクリームは、乳化性クリームだ。
決して油性ワックスではない。
目的は、油分と水分の補給だ。

色はたくさんのラインナップがある。
私は無色のものや、ブラウン系の数色を使い分けている。
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今回のパスケースのメンテナンスには、この中で一番濃い色の”ダークブラウン”を使用した。
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白くすり切れた部分に、油分と水分の補給をするとともに、補色もする。
乳化性クリームによる補色はかなり濃いめの色を選択するのがコツだ。
乳化性クリームでは革を”染色”することはできない。
あくまで、すり減って色落ちした部分に色の粒子を置いているだけだ。
濡れたりすると色落ちする。
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綿棒にクリームを付け、少しこすっただけでも、明らかに補色され白い部分が目立たなくなる。
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何度か塗り込むと、さらに綺麗になる。
カサカサの革に、油分と水分が染み込んでいく。
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まだ少し塗り込みが足りないが、だいぶ綺麗になった。
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最後に、柔らかい布でから拭きをする。
このとき、染み込まなかった余分な油分や色粒子が綺麗に落とされ、同時に艶がでてきてツルツルになる。

色つきの乳化性クリームは、気をつけないと衣服などに色移りする。
から拭きをしっかりしておくことが大切だ。

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綺麗に蘇ったパスケース。
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10分もかからない作業で、これだけ綺麗になるとやり甲斐があるというものだ。
これからは、もう少し頻繁に手入れしてあげることにしよう。


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2011年8月 7日 (日)

【記】:Louis Vuitton M45257 アベス メンテナンス

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アベスは、私が最も使い込んだバッグの一つだ。
雨で全体がずぶ濡れになったこともあった。

私のこの古いアベスは、至るところにヌメ革で縁取りがしてある。
(現行アベスは、かなりヌメ革が減らされてしまっている。)
このヌメ革の縁取りが、買ったときの真っ白な状態から、使い込んだ飴色に変化した。

ところが、さらに使い込むと、このヌメ革の縁取りが、擦れて痛み、白くなってくる。
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ヌメ革が丈夫だというのは聞いてはいた。
しかし、これだけ使い込んだバッグの縁がボロボロになっていない。
この程度の擦れでならずに済んでいるのはヌメ革のおかげだ。

もし縁がすべてモノグラムキャンバスできていたら、擦れて最後には穴が開いてしまう可能性が高い。
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エルメスの高級な革バッグも、優れたナメシ技術で耐久性が増しているため、相当丈夫にできている。
それでも、柔らかいカーフのバッグの角の部分はみすぼらしくなってくる。
ヴィトンが選択したヌメ革という素材は正しかったのだ。

縁が全体に白くなっている。
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さすがにこの状態で放っておくと痛みが激しくなるので、定期的にメンテナンスが必要だ。

革をメンテナンスするときは、ラナパーだ。
ヌメ革の縁取りは幅が狭いので、綿棒にラナパーをつけて塗り込んでいく。

塗った部分は、すぐに浸透し、色が濃くなっていることがわかる。
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バッグ全体を取り囲む縁取りすべてに塗り込むには、かなり時間と根気が必要だ。
できれば、2回は塗り込めたいところだ。
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塗り込み完了。
全体に色が濃くなり、しっとりと革が落ち着いた。
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少し色が濃くなった革は、ラナパーの浸透がさらに進むと、色も落ち着いてくる。
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10年以上酷使しても、みすぼらしくならないバッグは、手入れのしがいもある。

”バッグの手入れ”などということは、一生縁のない人も多いだろう。
しかし、きちっとメンテナンスに手をかければ、バッグもそれに答えて長持ちしてくれる。

長年使い込まれ、きちっと手入れをされたバッグは、他では手に入らない自分だけのバッグになる。
落合正勝氏は、「バッグは買ったときには半完成品だ」と言っていた。

自分で自分のバッグを仕上げる楽しみは、余人にはなかなか理解されないものかもしれない。


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2011年7月17日 (日)

【記】:Louis Vuitton ヌメ革 日光浴 - 夏

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夏の日差しは強い。

日中を避けて、夕方にヌメ革日光浴をさせた。


この二つのアタッシュケースは、ヌメ革部分が良い飴色に変わって風格も出ている。
新品の時にはありえない色だ。

鞄は育てるモノだと言われるが、まさにそのとおりだ。
ヴィトンは、モノグラムの鞄にも育てる余地を与えている。
それが、ヌメ革と真鍮の金具だ。

真鍮は放っておけば、表面が程よく酸化して良い味が出る。
だが、鉄と違って中まで錆びることがないので、機能性を損なうことが無い。

一方で、ヌメ革の手入れは大変だ。
もともと動物の皮だけに、死んでなお生かし続けるための手入れは必須だ。


この二つのアタッシュも、ここまで年数がたつと、もう日光浴はいらないのかもしれない。
もともと、新品のヌメ革を日光浴させるのは、革内部の油分を表面に浮き上がらせて保護膜を形成するためだ。
色は十分ついたし、油分はラナパーで定期的に補っている。

軽く日光浴させる理由は、除菌と匂い防止のためだ。
その意味で、鞄の内部にも少しだけ日を当てている。

手間をかけて育てた鞄は、来週もまた活躍してくれる。


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2011年7月10日 (日)

【記】:イタリア土産のコインケース メンテナンス

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↓この記事の中で書いた、10年以上前に母へのイタリア土産として購入したコインケースだ。

【基】:HERMES ル・ヴァンキャトル コインケース ゴールド


よく見ると留め金に、”CELLERINI FIRENZE”の刻印がある。

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調べてみたら、チェレリーニ(CELLERINI)という、イタリアでも名の通ったブランドだった。

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チェレリーニは、1956年創業の革小物を得意とするフィレンツェの老舗ブランドだ。
特に職人の手による、ハンドメイド・オーダーバッグが有名らしい。

そんな誇り高き老舗ブランドだが、製品にはデザインがエルメスそっくりなものがある。
このコインケースのみならず、メンズバッグもレディースバッグも、エルメスのデザインが採用されている。

Cellerinimensbag

Cellerinibag

イタリアでは、こうしたデザインの盗用は訴えられないのだろうか?
エルメスという偽ロゴを付けているわけではないので、ということらしいが、日本とはかなり感覚が違うようだ。

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このコインケース、母が気に入って長年使い続けている。
コインケースは汚れやすいので、たまにメンテナンスをしてあげることにしている。

特にコインが触れる内側は汚れがひどい。
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ラナパーを使って、丁寧に汚れを落としていく。
まず写真上側を綺麗にした。
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内側全体が綺麗になった。
留め金の裏側は、擦れて革がだいぶ傷んできている。
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全体にラナパーを塗りこみ、カラ磨きをして終了。
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コインの汚れや手垢などが綺麗に落ち、加えて油分も補給して、革全体がよみがえった。


このコインケース、エルメスのものより若干革がやわらかい。
使い心地もいいようだ。

イタリアの革製品は侮れない。


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2011年5月24日 (火)

【基】:KOYO ポリマール 金みがきクロス

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これは、金製品を磨くための布だ。
金の手入れに色々な製品を使ってみたが、これが一番よい。

布に微粒子の研磨材とつや出しワックスを含ませてあり、金製品を磨くだけで綺麗になる。


実際に、BVLGARI B-ZERO1 リングを磨いた。

【メンテナンス前】:指輪は使っていると必ず小さなキズがつく。
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【メンテナンス前】:特に縁の部分は擦れて艶が無くなってくる。
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【メンテナンス後】:この布を使って磨きあげること5分。かなり綺麗になった。
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【メンテナンス後】:ついでに中性洗剤+歯ブラシでゴシゴシと洗った後、水洗いすると溝のホコリもすっきり落ちて、新品のような輝きを取り戻した。
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金は比較的やわらかい金属なので、小キズも落としやすい。
深い傷をつけなければ、新品のように綺麗にできる。


こうしたメンテナンスは、月に一度くらいの頻度で行うことによって、一回の作業時間が短くて済む。
素材ごとにメンテナンスの方法や、メンテナンス用品は異なるが、金製品にはこの布がお勧めだ。


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2011年4月17日 (日)

【記】:Louis Vuitton ヌメ革 日光浴 - 春

年明けから慌ただしい日々が続いた。
東京では、雨や風、雪、花粉、地震後の放射能など、外でゆっくりヌメ革の日光浴をさせる状態ではなかった。

今日は朝から穏やかな日なので、久しぶりに日光浴だ。

春の優しい日差しを浴びるヴィトンのヌメ革アタッシュを横目に、ついでに定例の靴磨きだ。
気温もちょうどよく、湿度も低くいので、気持が良い天気だ。

また週明けから激戦が待っている。
娘が弾くピアノの音を遠くに聞きながら、英気を養う時間は至福の時だ。


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2011年4月 3日 (日)

【基】:TOWN TALK シルバーポリッシュ クロス

◇特長:
・コットン100%。
・超微粒研磨剤入り磨き布。
・特殊なクリーナー成分も含まれており、磨きと同時に変色(硫化・酸化)を遅らせる効果がある。
◇使用方法:
・変色部分を直接クロスで磨く。
・液体クリーナー使用後の磨き仕上げにも効果あり。
・表裏共に使用でき、布が黒くなっても効果は持続する。

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シルバーという素材は放っておくと変色する。
これは実は鉄などと違って、酸化ではなく硫化なのだが。
まあ黒く汚くなることは確かだ。

この小さな布製クリーナーは、この硫化皮膜を綺麗に落としてくれる。
実際にどれくらい綺麗になるのか。


下の写真は、変色したシルバー製のアトマイザー。
キズのように見えるが、実際に表面には傷は無い。
硫化し変色しているのだ。
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この布製クリーナーで、軽く拭くこと3分程度。
下のようにすっかり綺麗になった。
やはり表面にはキズがなく、新品のような輝きを取り戻した。
シルバー本来の美しく柔らかい輝きだ。
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シルバー製のジュエリーを買ったが、少し使わなかったら黒くなったので捨ててしまった。
などという話を聞く。
もったいないことだ。

この布製クリーナーは、手軽にシルバー製品を手入れできる。
ちょっとした手間で、よいモノは蘇るものだ。

ただ、このクリーナーでは、平らな表面は綺麗にできるのだが、細かい部分は磨けない。
たとえば、指輪の彫刻された柄の細かい部分などが黒くなった場合は、このクリーナーでは駄目だ。

その場合は、液体のクリーナーを使うと便利だ。


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