カテゴリー「扇子」の記事

2011年8月 5日 (金)

【基】:LOEWE ロエベ 扇子 ピンク(柄)

素材:ブビンガ,コットン

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ロエベの扇子は美しい。

木製部分は、ブビンガ(アフリカンローズウッド)で共通だが、布部分は色や柄に様々なバリエーションが存在する。

この扇子は、目立つピンクに模様が入って、さらに派手になっている。
実際に使ってみると、ブビンガの深いブラウンが効いているせいか、派手な柄が嫌みにならない。

夏はこのくらいの派手な方がいいのかもしれない。


日本の男性のファッションは、全般にあまりにもモノトーン過ぎる。
扇子も濃紺や深緑といった暗い色が多い。
他人と違うことがあまり好きではないのかもしれない。

暑い夏、元気を出すためには、扇子くらい明るい色に挑戦してみても良いのではないだろうか。


ロエベは、扇子の販売をやめてしまったのかもしれない。

毎年出していた扇子が、今年はどこの店舗でも見かけなかった。
店員に聞いても、曖昧な答えしか返ってこなかった。
扇子の入荷がないのは、今年だけなのか、それともやめてしまったのか?

いずれにしても、生産数が少なかったロエベの扇子は貴重品だ。

扇子は、酷使されるため壊れ安い。
ロエベでメンテナンスしてくれるのかも心配なところだ。


kk-vuitton

2011年3月22日 (火)

【基】:HOWARD オレンジオイル

4オンス(118ml)
用途:各種木製家具、木製品の保護・艶出し
適合対象:木材生地

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これは、天然のオレンジオイルとミネラルオイルを配合したクリーナーだ。
無塗装の木製部分の汚れを落とすとともに、油分を補給し艶を出す。
内部へ浸透し、空気中の湿気から保護するとともに、乾燥による劣化を防止する。

オレンジの油に汚れ落としの効果があることは広く知られているが、家具ならともかく持ちモノに油を塗るとなると何となく抵抗を感じる。

べたつかないのか?
油臭くならないのか?
モノを傷めないのか?

色々試してみが、このオレンジオイルはなかなかいい。

このオイル、はじめはギターの指板のクリーニング&保護用に購入した。
買ったのも楽器屋さんだ。
弦を交換するたびに、このオイルで指板を手入れする。

思ったよりべたつかず、臭いも悪くない。

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また変わった使い方として、ロエベの扇子の手入れにも使っている。

ロエベの扇子は、ブビンガという高級木材を使用している。
手入れの方法にあれこれ悩んだ。

気温も湿気も高い時期に使用するモノなので、手に汗をかいたりして、かなり汚れがつく。
こうした汚れを定期的に落とし、油分補給をする必要があるのだ。


扇子の骨右側数枚にオレンジオイルを塗ったところ。
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少し色が濃くなって、艶が出ているのがわかる。
しばらくこのままにして、あとはカラ拭きすれば完了。
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ブビンガの深みのあるブラウンに艶が蘇る。
使い込み、手入れを続けると、きっとさらに深みが出てくるだろう。
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実際は5分とかからない作業だが、たったこれだけの手入れを定期的にするだけで、モノは長持ちしてくれるものだ。


kk-vuitton

2011年1月 1日 (土)

【基】:LOEWE ロエベ 扇子 オレンジ


素材:ブビンガ,コットン

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2010年11月 9日 (火)

☆【基】:LOEWE ロエベ 扇子 グレー

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素材:ブビンガ,シルク

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扇子は8世紀頃に日本で発明されたとされている。
もともと中国から団扇(うちわ)が伝わり、これを折りたたんで携帯用に改良したものだ。

そして鎌倉時代には日本の扇子が海を渡り中国へ伝わった。
中国で両面貼りとなり室町時代にまた日本に逆輸入と、団扇-扇子の交流が繰り返されてきた。


日本の夏は暑いので扇子は必需品だ。
私も暑がりなので、夏になると必ず使う。
ところが、これまで色々な扇子を使ってきたが、既存の扇子は不満だらけだった。

デザインはステレオタイプな和柄ばかりで、他の持ちモノとの相性がよくない。
柄だけではなく、たとえば無地でも全体の雰囲気がなんとなく和風だ。
もともと日本のモノなので仕方が無いかもしれないが、洋風のセンスを導入したデザインが欲しかった。

また耐久性も低く、ワンシーズンでぼろぼろになってしまう(使い方も問題?)。
張ってある布や紙がすぐに切れてくる。
根元でホネを留めている留め金もすぐにゆるんでくる。
高い値段を出しても修理ができないなど、いいところが無い。


唯一満足のいく扇子は、スペインの老舗高級ブランドとして有名なロエベがつくったモノだ。

まず、なんといってもデザインがいい。
木と布の比率が4対1くらいだろうか。
和風の一般的な扇子とはほぼ反対の比率だ。
なぜか安定感と高級感、そして気品を感じる。

素材も素晴らしい。
扇子の基本となるフレーム部分には“ブビンガ”という木材が使われている。

ブビンガはアフリカンローズウッドともよばれる高級木材だ。

重硬で強く、耐久性が高いのが特徴で、木目も美しく、装飾価値も高いため、化粧材や家具などに用いられる。少し赤みがかった色が高級感を醸成する。

原産国では「神が宿る樹」として大切にされていて、世界で一番太くなる木としても知られている。

さらに布素材は、高級コットンまたはシルクが採用され、見た目の美しさと耐久性を両立している。

こうした素材そのものが持つ高級感と耐久性が製品全体の品質を担保している。
なぜ同じことが日本のメーカーではできないのか。


扇子のことをスペイン語では、Abanico (アバニコ)と言うらしい。
スペインではフラメンコを踊る時の扇子で、これも日本から中国を経由して伝わったようだ。
専門の職人もいると聞く。


ロエベは革製品のブランドである。

私は扇子以外のロエベの製品を使ったことがにが、この扇子を見る限り、スペインのブランドでありながら日本文化が良くわかっていると思う。
繊細さと優美さ、和洋の調和がとてもうまい。


この扇子、最近は手に入れるのが難しいらしい。
私もこれ以外に数本持っているが、手入れをしながら大切に使っていこうと思う。