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2012年3月15日 (木)

【詳】:Louis Vuitton N73260 CARGO ALLIGATOR HAVANE カーゴ・アリゲータ 万年筆

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私は未だこれ以上のペンを見たことが無い。

価格がこのペンより高いものはあまた存在する。
しかし、これだけのクラフトマンシップとデザイン力で完成されたペンを他に知らない。

↓極太で重厚感がある最高級の万年筆だ。
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↓なんとこの万年筆、アリゲーターの革が巻きつけられている。
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アリゲーターの革は、『ワシントン条約』で国際取引が規制されている革だ。

『ワシントン条約』とは、「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」で、1973年にワシントンで採択され、1980年日本も批准している。
現在、約170カ国が加盟している影響力が大きい国際条約だ。

具体的な対象は、「附属書」と呼ばれるリストに記載されている。

このアリゲーターは、【附属書II】に記載され、国際取引を規制しないと絶滅のおそれのある種で、商業目的の取引はできるが、輸出国政府の管理当局が発行する輸出許可書が必要だ。


この万年筆、うかつに海外に持ち出すと、入管で大変なことになる恐れがあるのだ。

↓キャップ先端部分:どうやって革を巻きつけたかわからないほど精巧にできている。
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↓先端は、つなぎ目が見当たらないので、被せて伸ばしてあるのかもしれない。
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↓本体下部分も同様のつくりだ。
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↓アリゲーターの革は、本当に美しい。
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↓極太のキャップをはずすと、これまた太く重厚な金色の軸が現れる。
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↓軸の手前の繋ぎ部分にまで、アリゲーター革が巻きつけられている。
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↓ペン先は、細字を選択。
極太ペンに細字が、意外に書きやすい。
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↓こんなに太く、ずしりと重い万年筆だが、バランスは抜群に良い。
いくら書いても不思議と疲れない。
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「死んだワニは生きているワニより恐ろしい」という言葉があるそうだ。
それくらい、加工が難しい繊細な皮なのだ。

希少で高価な皮だが、加工段階で一歩間違えるとすぐに取り返しの付かないダメージを与えてしまう。
職人泣かせの素材でもある。

そんな繊細な皮をここまで巧みに駆使して、ペンという小さな世界に、これほど美しく加工してしまうクラフトマンシップは、他の追随を許さないだろう。


ちなみにこの万年質は、あることの成功を祝って自分にプレゼントしたものだ。
そういえば、もうあれから10年以上経つ。

これだけ繊細な革を使いながら、10年以上経っても傷みは皆無だ。
この革だけは、おいそれと手入れができない。

そのため、柔らかい布で拭く程度しかしていない。

それでも艶を失うことなく、美しい姿を保っている。
きっと加工方法が優れているのだろう。


こんなペンを作れるルイ・ヴィトンというブランドは、やはり凄いと思う。


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