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2012年2月 9日 (木)

【比】:2つのプレジデント比較

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【比較】**********************
Louis Vuitton 型番不明 総ヌメ革アタッシュ
Louis Vuitton M53012 プレジデント・クラソール
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約50年前の総ヌメ革プレジデントと約15年前のモノグラムプレジデントを比較してみた。

2つ積み上げてみると、圧巻の豪華さだ。
同じ造りだと思っていたが、比較してみると細部がかなり違っていることがわかる。

↓外装の素材の違いを除くと、左右の留め金の位置が違うのが最も目立つ。
総ヌメ革の方が、留め金が外側に付いている。

推測だが、モノグラムの方が、ロジン(lozine)と呼ばれる、外周に保護用の縁取りがあり、これを留めるための金属部品があるため、留め金を内側に移動したのだと思われる。

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↓ロジン(lozine)
熱加工によって硬化処理した堅牢な化学繊維で、色は赤茶色。18世紀にスコットランド人のエンジニアが開発。ハード・ラゲージの接合部分に使用。
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↓メインの留め金,鍵機構,ハンドルまわりの構成は、基本的に同じだ。
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ところが各部品は、新しいモノグラムの方では、全く別に作り直されている。

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↓細部を比較してみると、違いが見えてくる。
LVの刻印が、総ヌメ革プレジデントの方が深く刻み込まれている。
モノグラムの方が、どこか薄っぺらな感じがする。

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↓サイドの留め金も、総ヌメ革プレジデントの方が、全体に丸味があって立体感がある。
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全体として、古いモノの方が、手作り感が強く出ていて、味がある。
部品一つとっても、こんなにも違うのだ。

私は、ヴィトンのハードトランクの金属部品が大好きだ。
デザインセンスが抜群だと思う。

素材の真鍮もいい。
古いモノの良さが顕著に出る。
50年経ってもびくともしない堅牢さもいい。


ヴィトンの製品は、メンテナンスをきちっとしてくれる。
現行品や少し古いものの部品はストックがあるだろう。
しかし、50年も前のアタッシュの部品などあるのだろうか?

こんなんに部品が違うと、壊れたからといって、現行部品を取り付けることはできないだろう。
こんな古いアタッシュを、どうやってメンテナンスするのか興味がわいてきた。
今度ヴィトンの店舗で聞いてみよう。


kk-vuitton

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