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2011年12月29日 (木)

【基】:フランチェスコ・ルビナート francesco rubinato シーリングスタンプ 青い炎

ハンドル:ヴェネツィアングラス 青い炎
スタンプ:ペガサス

Giovanniにて購入

Imgp4847l

これは、イタリアの文具メーカーであるルビナート社のシーリングスタンプだ。

私が持っているシーリングスタンプの中でも最も美しいスタンプの一つ。


ハンドル部分は、ヴェネツィアングラスでできていて、まるで燃え立つ炎のようだ。
私がかってに、”青い炎”と名づけた。
もちろん職人によるハンドメイド。

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燃え立つ炎が、ガラスで再現できるとは、さすがヴェネツィアの職人だ。
こんな美しいスタンプは、スタンプというよりオブジェに近い。

ルビナートのスタンプは、ハンドルと別々に販売されている。
そのため、好きなスタンプを選んで、好きなハンドルと組み合わせて購入できる。

↓このハンドルには、ペガサスを合わせてみた。

Imgp4837l

実はまだ、このスタンプ押してみたことが無い。

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以前からシーリングスタンプは好きだった。

意味も無く、いろいろなところに押してみたくなる。


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封蝋(シーリングワックス)を用いて、封筒や文書に封印する習慣は欧州のものだ。

勝手に開封されないための抑止として、ワックスで封をし、スタンプで紋章などを押した。
また公式文書,証明書類などの重要書類が、本物である事の証明として書類に添付された。

東洋のハンコの習慣に相当すると言ってもよいかもしれない。

シーリングワックスが朱肉なら、シーリングスタンプはまさにハンコだ。

ハンコと違うのは、朱肉にあたるワックスが立体的に形成できるため、紐やリボンなどと組み合わせて封印を作ることもできる。
例えば、ブランデーの口を封印するようなこともできる。

手紙にいつも同じシーリングスタンプを押せば、その本人が差し出したものであることの証明になる。
欧州ではスタンプの模様は、それを押した人物のシンボル(紋章,家紋)が用いられた。

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シーリングスタンプを押す習慣のない日本人から見ても、この欧州の習慣はなんとも優雅で貴族的に見える。
蝋燭の炎で、ゆっくりとワックスを溶かし、紙の上にたらして、スタンプを押す。

日々のせせこましい生活動作の中には無い何かがそこには感じられる。

ちょうど茶道や華道のような、優美な動作と精神性の収斂のようなものが感じられる。


便利なデジタル化された環境下では、封蝋で封印したいと思うような手紙を書くことはほとんど無くなった。
しかし、欧州のこうした優雅な習慣と、それを行う道具にはとても魅かれるものがある。


年に何度かGiovanniを訪れては、欧州の優美な文具たちと対面し、気に入ったものを購入してくるのが、いつしか楽しみとなった。

来年もまたスタンプを見つけに行こうと思う。


kk-vuitton

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