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2011年11月26日 (土)

【基】:BVLGARI ブルガリ プールオム 香水

50ml EDT・SP

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この香水、3年ぶりに購入した。

以前よく使っていたのだが、無くなってからブルガリはブルー オードパルファムを使っていた。

同じブルーパッケージのブルガリでも、香りは違う。
オードパルファムの方が、少し甘い香りだ。

このプールオムの方がシャープな印象で、オムなのでまさに男性向きだ。

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香りとは実に不思議なものだ。

久しぶりにつけると、この香水を使っていたころの記憶が鮮明に蘇ってくる。

実は人間は全ての事象を記憶しているとも言われている。
ただそれを効率的に引き出す手段が無いだけだ。

記憶という言葉から、20年以上昔に『偉大な記憶力の物語ーある記憶術者の精神生活』という本を読んだのを思い出した。

この本は、現在私の書棚で迷子になっている。
著者はアレクサンドル・ルリアというロシアの神経学者だ。

記憶術者である被験者”シィー”は、極めて得意な人物だ。
記憶力の達人というより、忘れることが出来ない人なのだ。

意味の無い数字列を憶えさせても、何年経っても憶えている。

「共感覚」という現象が一つのキーワードだ。
音を聴くと色や形が見えたり、色や形を見ると音が聴こえたり、匂いを感じたりする現象だ。

やはり普通の人間でも記憶は、様々な感覚と共感して引き出されるものかもしれない。

匂いはその中でもかなり強い共感性を持っているように思われる。

”忘れる”というのは、実は能力なのかもしれない。
忘れることが出来ない”シィー”は、日常生活にもかなり困難をきたしたようだ。

人生生きていれば、良いこと楽しいこともあるが、いやなこと悲しいことも数多くある。
こうした事象を忘れて行くから人間は生きて行けるものだ。

そして、たまにそれを思い出すくらいが丁度良いのかもしれない。


匂いは記憶を蘇らせる鍵の役目をしているようだ。

香水も人生のある一ページに対する記憶のマーキングとして働く。

良い思いでも、悪い重いでも、現在を離れれば離れるほど、”経験”という貴重な領域に入って行く。
これを思い出す鍵の一つとして”香り”を利用する。

香水のこんな楽しみ方は、若いうちは気が付かないだろう。

”男が香水など...”と言わず、お洒落として楽しむと、年を重ねるごとに記憶とリンクし、豊かな晩年が待っているかもしれない。


kk-vuitton


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