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2011年9月20日 (火)

【基】:MoMA Page 1 Magnifier + Paperweight

素材:ステンレススチール・ガラス
デザイン/製造:デザイン=アメリカ,製造=中国
サイズ(cm):φ7.5×H4.7
デザイナー:ページ・グールリック(Page Goolrick)

Imgp3973l

これは、MoMAのペーパーウェイトだ。
5倍の拡大鏡としても使える。

建築家でインテリア・プロダクトデザイナーのページ・グールリック氏のデザインだ。
氏がMoMAのためにデザインした「ページ1」シリーズのプロダクトのひとつだ。
Page_goolrick

シンプルでどこにでもありそうで、実はなかったデザイン。
肉厚のステンレスと分厚いガラスのレンズで構成される。
部品点数はたったの2点だ。

重厚感あるつくりは、手に持つとずっしりとした手応えがある。
Imgp3979l

レンズは真ん中部分が厚く、横から見ると盛り上がって見える。
Imgp3984l

本当にシンプル。
Imgp3987l

正直この拡大鏡は見やすいものではない。
実用という意味では光学的な製品を使ったほうがよい。

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しかし、この機械の中から取り出してきたような無機質なデザインに何故か魅かれるものがある。

人間が機械で作った無機質な人口のプロダクトを使いはじめたのは産業革命以降だろう。

日本の高度成長期に生まれた私の世代は、まわりが工業生産物であふれていた。
一方、私はたまたま祖父が画家であったこともあり、芸術に触れる環境でもあった。

工業生産物と芸術作品の一見矛盾するようなセンスがどこで融合されたのかわからない。
しかし私は両方とも好きだ。

芸術は自然界の美を追い求める。
工業生産物のデザインは人工の美を追求する。

どちらも結局同じかもしれない。
なぜなら人間も自然の一部に過ぎないのだから。


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