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2011年7月30日 (土)

【基】: BALLY バリー ネクタイ

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これはバリーのネクタイだ。

バリーは、150年の歴史を誇るスイス発祥のブランドだ。
靴のブランドというイメージが強かったが、現在ではトータルファッションブランドに成長した。

バッグも魅力的な商品が多い。
やわらかい革を使用し、独特な色使いのストラップと組み合わせて独自のスタイルを主張している。

一方、ネクタイはあまり有名ではない。
バーバリーやチェスターバリーなどと間違えられそうだ。


このネクタイ、品の良いオレンジ色をベースに、小さなスクウェアーが斜めにあしらわれている。
スクェアー柄にはところどころに、”B”の文字が刺繍されている。

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全体にしっかりした織りで少し厚手に作られ、締め心地も良い。

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実はこのネクタイも使い始めてから10年を超えている。

このネクタイとの出会いは、イタリアのヴェネツィアだ。
ヴェネツィアにあるバリーの路面店。
妻が靴を欲しいといって入った。

履きやすそうな黒い革のスニーカーに足を入れている妻を横目に、私はこのネクタイに手を伸ばしていた。
色合いと全体の高級感が一目で気に入った。

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最近ヴェネツィアにも行っていないので場所を忘れてしまった。
今でもあるのだろうか?

地図で調べると、サンマルコ広場とリアルト橋の中間あたりにあるようだ。


大きな地図で見る

ゆっくり靴を選ぶ妻を待つ間、ネクタイを包んでもらった女性の店員と少し話しをしたのを覚えている。
「日本のどのあたりから来たのか?」とか「イタリアではどの都市から来て、どこに行くのか?」といったことを聞かれた。

現在イタリアは共和国だ。
歴史的には、ローマ帝政期あり王政時代ありと、多くの変遷があった。
それでも、もともとギリシャ時代に成立した都市国家の伝統か、各都市の個性が非常に強い。
都市そのものが独立国のような自負心の独特の文化を持っている。

イタリアを旅し、現地の人たちを話すと、”他の都市にはいかずに、わが町に滞在したほうが良い”と勧められる。
バリーの店員も自分の街を愛し、旅人にはできるだけ自分の街に長くいて、その良さを知って欲しいと言っていた。

日本のように、どこの都市に行っても、金太郎飴のような国に住んでいると、イタリアの都市文化は羨ましいものだ。


そんな旅の思い出をたっぷりと吸収したネクタイは、日本の都会の中で揉まれること10年超。
全く色あせることなく、優しいオレンジ色がいつも元気を与えてくれる。


kk-vuitton


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