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2011年6月 4日 (土)

【基】:LAMY safari 万年筆 旧イエロー EF

・収納時サイズ: 約145mm
・筆記時サイズ:約165mm
・軸径:約13mm
・キャップ部分直径:約15mm

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Lamyのペンのデザインが秀逸であることは、世界中が認めているところだ。

中でもこのサファリ万年筆は特別だ。
1980年に発売されて、30年を越えるロングセラーとなっている。
当初、小学生用の筆記具としてデザインされた。

日本では”書き方”を教えるのに、鉛筆やお習字の筆を使う。
一方、ドイツでは鉛筆やボールペンを使う前に、まず万年筆で教える。

私の推測だが、万年筆は正しい握り方をしないと、字がかすれてうまく書けない。
その性質を逆に利用したのではないだろうか。

どんな握り方でもとりあえず書けてしまう筆記具ではなく、あえて難しい万年筆で子供の訓練をするという発想は、ドイツの合理主義的な一面が反映されているのかもしれない。


このラミーのデザインは、Wolfgang Fabian(ウルフギャング・ファビアン)氏によるものだ。
金細工師に基礎を置くドイツの工業デザイナーだが、写真からも人柄がにじみ出ている。
Wolfgang_fabian

このペンは、30年前のデザインなのか、今年のデザインなのかの区別がつかない。
シンプルにして先進的、使う人を選ばない普遍性を感じさせるデザインだ。


そしてサファリの特徴はデザインだけではない。
ペンとしても優れている。
特にこの万年筆は、一度使うとやみつきになる。
高級万年筆には無い書き味があるのだ。

私は細いペン先を選択している。
細かな字を書いても、大きな図を描いても、このペンは思考の早さについてくる。

高級万年筆の貴金属でできた柔らかいペン先とは対称的に、スチールの堅牢なペン先が高速で精緻な筆記を実現している。
ドイツらいしと言えばドイツらしいのかもしれない。

私は仕事の時は、様々な筆記用具に加え、終始このラミー万年筆を携帯している。
インクは赤を入れ、資料に修正やコメントを加えたり、重要事項の書き込みに使っている。


またラミーは、色のバリエーションも豊富だ。
毎年限定版も出る。
私も何本か愛用しているが、今はこの旧版のイエローがお気に入りだ。

現在販売中のイエローは、レモンイエロー+シルバークリップ+シルバーペン先だ。
旧版は、少し濃いめのイエロー+ブラッククリップ+ブラックペン先だ。
断然旧版のデザインの方が好きだ。


ラミーの魅力、サファリの魅力は、簡単に語りつくすことはできない。
世界中の人々に長年愛用されている道具は、深く使い込めば使い込むほどに良さがわかってくるものだ。


kk-vuitton

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