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2011年4月30日 (土)

☆【基】:BELFIORE ベルフィオーレ シューホーン

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素材:スターリングシルバー
サイズ:幅36mm×長さ120mm(折畳70mm)

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これは携帯用のシューホーン(靴べら)だ。

鉄にクロームメッキした安い靴べらはよく見かけるが、シルバーでできたものはなかなか無い。
シルバー専業のベルフィオーレ(BELFIORE)ならではの逸品だ。

小ぶりで軽いが、靴を履くときはしっかりと踵を受け止めてくれる。
無垢のシルバーの手になじむ感触が、メッキとは違う質感を感じさせる。

デザインンは一般的な折畳型だが、踵を乗せる部分は靴の中へと自然に踵を導いてくれる形だ。

柄の部分が裏側に折れ曲がり、長さが半分ちかく短くになり、鞄やポケットに収納しやすくなる。
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実はこのシューホーン、かなり使い込んで、硫化で黒ずんでいた。
今回、久しぶりに’TOWN TALK シルバーポリッシュ クロス’で磨きこんだ。

すっかり元通りの輝きを取り戻し、新品同様になった。
小キズもだいぶ目立たなくなった。

ヴィトンのトランクの金具などに使われている真鍮は磨かない方が味が出てくる。
しかしシルバーは、硫化による黒ずみがあまり美しいとは言えない。
それに、シルバーは金やプラチナに比べても反射率が高く、もともととても美しい輝きを持っている。
だから私は、シルバー製品に関しては、定期的に磨きをかけることにしている。

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中世ヨーロッパの貴族は、銀食器をたくさん所有していた。
それには幾つかの理由があったようだ。

ひとつは、高価な食器を多数所有するという経済的優位性の誇示。
もう1つは、銀は毒に反応して変色するため、毒殺を未然に防ぐため。
また、銀そのものは殺菌作用を持っているため、食中毒の防止、転じて魔除けなどの意味もあったようだ。

ただ銀食器は、すぐにくすんでくるため、その管理に使用人(執事)を雇う必要があり、これもステータスの一つとなっていた。

現代では銀食器を使うことはあまりないが、指輪などに銀を用いる理由の一つも魔除けの意味合いが残っているからだとも言われている。

シューホーンにシルバーを用いるというのは、贅沢な気もするが、殺菌作用があるのであれば、意外と清潔で、合理的な選択かもしれない。

kk-vuitton

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